独検準1級二次試験に落ちたこと

独学で独検準1級合格をめざしたけれど、二次で落ちてしまったお話

 
はい、落ちました。あまり落ちる人がいないという噂の独検準1級二次試験で。二次試験の合格率は85パーセント(後で知った)という高さなのに。(2017年度。準1級一次を含めると合格率は3割だったそうです。)
 
あまり対策を熱心にしていなかったとはいえ、長々と喋らされるプレゼンのあるB1だって一発合格できたのに、ここで不合格とは・・
 
当初はショックで振り返る気にもなれなかったのですが、あっという間に時は流れ、早くも今年度の受験申込の時期が来ました。
再チャレンジするかどうかは未定ですが、覚えているうちに試験の日のことを書き残しておこうと思います。
 

会場にて:

独検の二次試験は一次試験の翌月にありました。

指定された会場は都内の某私立大学。行ったことないから迷うかも、と思ったら迷いようがないほど駅の目の前でした。
 
一次試験の時とはちがって人もまばら。建物に入ってからも静かです。
受付では、スマホは今すぐ確実に電源を切って、と言われます。いったん受付を済ませたら教室の外でもスマホは使用禁止だそうです。
なんか厳しいなあと思いつつ、教室で名前を呼ばれるのを待っていたらすぐ呼ばれて試験場へ移動。小さめの教室に案内されました。
 
試験管は日本人女性と、ドイツ人(たぶん)男性。日本人女性はにこやかに座ってメモを取るだけで、質問してくるのはドイツ人男性だけでした。
でも会話の最中、日本人女性も「うんうん」という感じで大きく頷いてくださったりするので何となく緊張がほぐれる気もします。
 
ただ、私が喋っている間ひっきりなしにサラサラサラとメモを取る鉛筆の動く音がして、それを聞くと「なんか書いてるな、採点してる」という思いがよぎってどきどきしました。
 

試験スタート:

 
「まずは自己紹介をしてください」と最初に言われます。家族構成を簡単に答えました。こんなのは簡単簡単。つぎに「どこから来ましたか?」と言われて家のある地域名を「~から来ました」と答えます。これも、当たり前でまだ余裕があります。
 
そのあと、聞かれもしないのに、うちは家族が住んでいる場所があちこちに散らばっているので、それをちょっと長めに説明しました。はははと軽く笑いも起こり、和やか。ここまで全く問題なし。
 
そして最後に「仕事をしていますか?」という質問。しているので、「はい」と答えます。「どんな仕事ですか?」と聞かれて、用意していた当たり障りのないことを答えました。たとえばですが、「会社員で、事務職です」のようなタイプの答え方です。もともと、仕事のことはさらっと流してほしいと思っていました。ちょっと説明が、ややこしいのです。適当にごまかしにくいというか・・だから、流れがそっちに行かないように願っていました。それはもういいから、次の話題Bitte、と。ところが、ここに食いつかれてしまいました。
 
話したい話題がいくつかあったので、答えにくい話題になったらそちらに話を持って行けばいいや、と軽く考えていたのがまずかったです。ピンポイントでズバリ聞かれてしまうと、しっかりと準備していなかったために言葉に詰まってしまい、途中「あ~、う~ん」のような感じで10秒くらいですが沈黙してしまいました。
 
結局面接官の方から「つまり〜ということですか?」と助けてもらってその場は切り抜けられましたが、、おそらくここで、結構マイナスされたと思います。ほかに話したいことがあったのに、時間がなくなり自己紹介タイムはおしまい。
 
そしていよいよ、写真描写に。
 
カードをひっくり返して見た瞬間、これなら大丈夫かも?と思ったのは覚えています。でも喋りながら文法のミスに気づいて何度も言い直したり、突然なぜか簡単な単語(名詞)が出てこなくなったりでつっかえつっかえに。ああ何だか嫌な予感。嫌な感じ・・
 
でも、落ちるほどではないよね?と思っていたのですが、、終始笑いもあり、和やかな雰囲気ではあったし。しかし、、
 
甘かったです。思えば、落ち着いて考えればすぐ言えるような文章も、なぜか言えませんでした。帰り道、「ああ~、あの時はこう言えば良かった・・」と思うことがいくつもありました。
 
次回があるなら、今度はもっと準備を万全に挑みたいと思います。
 
甘く見ていると落ちますよ、というお話でした。
どなたかのお役に立てれば幸いです。