04 7月

指を鍛えるには。

おすすめ楽譜:  コルトーのピアノメトード お指の訓練の教本として絶大な人気。

あるとき、あっなんだか、音が変わった?と感じたのです。本人いわく、もしかしたら、この感じかな~と、掴めたらしいのです。

意識して訓練を始めてから、2年はかかったていたかも。もう長い間、延々と言われ続けていたこと。

指が働いていない!

ミスなく綺麗に弾けている。でも、それだけではだめ、と。

音に芯がない。

だから、印象に残らない。薄い演奏になってしまう。

 

先生に指摘されるたびに、ああでもない、こうでもないと工夫をしてみたけれど・・・どれも「違う」と言われてしまう。

 

思い余って力んで弾くと、

「汚い音。それなら前の方がまし。」

 

・・と。

 

結局、指(特に左手の4と5)と、手のひらの筋肉が弱いのだ、と気付いたのです。体は急には変わらない。どれだけの時間が必要なのか、、でも、やるしかない。そう思って一人、毎日黙々と指のトレーニングを始めていました。

コンクールも封印し、ひたすら基礎トレーニング。そして受験前の最後の夏休みを迎えました。

グリップマスター

↑そういえば、こういうのも、使いました・・一番軽いもので良いと思います。使い過ぎて指を痛めないようにご注意くださいね~。バイオリンにも、良いです。

本当は焦る気持ちもあったはず。本来なら中3が有利なはずのコンクールにも出ず、エチュード中心の練習ばかりというのは心が折れそうにもなります。

でも、、夏の終わり頃、明らかに音が違う!パリッと、指が独立している音がする。鮮やかなハリのある響き。

ようやく分かってくれたみたいですねえ・・という先生の言葉の嬉しかったこと。

指の働き。タッチ。違いについて、口で伝えられるものではなかなか、ないようです。自分で作っていくものなんですね。

ピアノの音色は1000通りあると言われているそうです。