14 7月

覚悟が要ります!習い事の送迎

ヤマハに通い始めたのが4歳。
(下の子は赤ちゃんの頃から同席していたので、いつ入会したのかもあやふや・・)

同時に、長い長い送迎生活がスタートしました。

高校に入るまで、プラス、下の子の分を合わせると15年くらいでしょうか・・

レッスンがいよいよ佳境を迎えていたころは、週7日、毎日のことでした。
しかも行き先が二人それぞれ別・・ 兄弟で別の習い事があると、どうしてもそうなりますよね。

中学まで迎えに行き、食事も車の中、ときには宿題も、昼寝も車内で済ませ、、送ったあとは家に一度帰ることもあれば、そのままレッスンに同行することもありました。

家に戻るのは11時過ぎ。
頑張る子供たちを乗せて、雨の日も風の日も走りました・・

 

親にとって、習い事の苦労=送迎のこと、と言えるほど、実は送迎というのは大変なことですよね。

 

こんなことになると知っていたら、果たしてこの道を選んだだろうか??
と、考えたこともあります。始めるまでは、分かりませんでしたからね。先々どうなるかなんて。

ようし、すっごく大変かもしれないけど全力サポートするぞ~、なんて、最初から決意しているはずもなく。何気なく始めてしまうものです。

子どもが習い事を始めると、送迎のことに限らず、子供をサポートするのが辛くなるときは必ずあると思うのです。

そういうとき、今後も続けられるのか? という疑問が浮かぶと思います。

答えを出す決め手になるものは、何がどの程度大変か、ということではなく実は、それだけの苦労をしてまでやるようなものかどうか?ということかもしれません。

その習い事がほんとうに子ども自身のためになっているかということ。

私はそれに加えて子どもに「これを頑張ろう」という自覚が芽生えているかということが大事でした。親だけが歯を食いしばって頑張っている、という状態では、精神的に参ります。

 

うちの場合、特に深く考えず始めた習い事でしたが、よい意味で予想しなかったことが起こり続けたから、こんな私でもサポートを続けられたのだと思います。

予想していなかったこと・・それは、子供たちが想像以上に音楽を好きになり、練習を頑張ったこと。そして、何よりも働く母を支えようとしてくれたこと。それを見て私も大いに勇気づけられ、サポートする力が湧いてきたこと。

もしも子供たちが練習をさぼりたがったり、嫌々やるような素振りを見せていたら、きっとここまでは続けられなかったと思うのです。親子ですが、お互いに相手のことを思いやれる関係だったから出来たのでは、と思っています。

親だって、自分の人生があるし、やりたいこともある。仕事も家事もこなして、そのうえ子どもの習い事のサポートを全力でやるのを当たり前とは、とても思えません。送迎含め、習い事をサポートする親の苦労というのは並大抵ではないです。子供には、それも理解してほしいのです。

子供たちは小さいうちは小さいなりの、努力をして見せてくれました。大きくなってからはそれに加えて、親の支えがあるからやれているのだ、と十分に分かっている様子が二人から伝わってきました。

もしも・・いつまでも親の苦労が分からない様子なら、辞めてもらうのも有りだと思います。もうやれないからね、と言ってよいと思います。辛いことは辛いと、親はこんなに大変なんだ、と伝えないと。

 

音高校入学後の保護者会で、学校から手渡されたプリントがあります。
生徒たちがそれまでの親の苦労に対して思うことをそれぞれ書いたものを、文集にまとめたものでした。

読んで涙が出ましたよ。

みんなみんな、同じように感謝の言葉を綴っていました。
無記名でしたから、もう、どれがうちの子のものかは分かりませんでしたが。
どの親も、同じように懸命にサポートしてきたんだなあ、と思いました。そのことを、どの子もしっかりと理解しながらここまで来たんだ、と思いました。

長年の送迎のことを「感謝しています」と書いている子はとても多かったです。軽い仕事に見えて、「送迎」とは、それほど大変な仕事です。

 

ただ、たとえそれが事実であっても、「ママが頑張ってるからあなたはこれができるのよ!」などと子供に言う必要はないと思います。

子供がやる気を見せないようであれば、「もう疲れた」と、ご飯もお風呂もぜんぶ放って寝てしまっても構わないのでは。

逆に子供が頑張っている様子を見せていたら「頑張ってるね」と好きなオヤツを用意してあげるとか、良い行いには良い行いで返す、というのを繰り返すほうが、効き目があったように、思います。