09 8月

グランドピアノが来た日

最近、スマホの写真のバックアップ用にYahooの「写真整理」というアプリを入れてみたところ、毎日「○○年前の今日、こんなことしてた」みたいなメッセージと共に、何年も前の同日の写真が表示されるようになりました。

 

毎回、へえーと思って懐かしく見ているのですが、、

 

今日は、十数年前、我が家にグランドピアノが届いた日だと知りました。

 

子供たちが嬉しそうにピアノの前に並んでいる写真が、何枚もあります。

スマホなんてない時代なので、携帯のカメラで撮ったものを残してあったのでしょうか、、どれもピンぼけでした。

 

転勤のため、ずっと借り上げ社宅か団地で暮らしていたので、それまではなんと電子ピアノで練習していたのです。それも、音量をうんと下げて。これでよく練習出来ていたものだと思います。

 

今の家に越してきて防音環境も整え、ようやく、日々、本物のピアノに触れることが出来るようになりました。

思えばこの日を境に目覚ましく上達していった気がします。。何年もの間、電子ピアノとエレクトーンしか知りませんでしたから、やはり誰よりも子供たちがそのタッチの差に感動していましたしね。練習のモチベーションも上がったのだと思います。

 

非常~に高いお買い物ですが、、

 

習い事のひとつに掛ける投資と考えてしまうと高いですね。国産小型車を新車で買う、のと同じくらいでしょうかねー。

でも、もしも車を数年おきに買い換える余裕があるなら是非、そのうちの一回をピアノに回して~と思ってしまいます。

だって、一生の財産ですよ。

 

とはいえ、どう思うかは人それぞれ。また、ほんとうに我が家に必要か?ということはよく話し合う必要はあると思います。

 

以前悲しくなる話を聞いたことがあります。当時の上司の話ですが、「今までの買い物で一番ムダだったのがピアノだ」と言うのです。。子供のために無理して買ったがほとんど練習することなく、数年でレッスンも辞めてしまいピアノだけが残った、邪魔で仕方なかったので売った、とのことでした。

 

なんて可哀想なピアノ。

 

この話を聞いて私の頭の中には「ドナドナ」の曲が流れましたよ・・・

ある晴れた昼下がり 市場へ続く道 荷馬車がゴトゴト 子牛をのせてゆく 可愛い子牛 売られてゆくよ 悲しそうな瞳で 見ているよ ドナドナドナドナ・・・・

安井かずみ訳詞

 

涙、涙です。もっと、幸せなおうちに行きたかったよねえ?と。邪魔と思われたピアノが、今はどこかで誰かを幸せにする音楽を奏でていることを願っています。