07 9月

続 男の子のピアノ

以前、男の子のピアノにまつわるお話として、私が中学生の頃同級生にいたピアノ男子のことを書きました。

なんと今日・・その彼を、見つけてしまいました・・ネット上で、偶然に!

 

会社で台風の話題になり、明日あんまり台風がひどいようだったら時差出勤になるかもね、なんて話をしていたとき。何気なく台風情報の検索をしていたら・・台風被害の記事の中に。どちらかといえば珍しい名前なので、ぱっと目に入ったのです。

ある組織の代表を務めているらしく、自然が相手の組織なので、台風の爪痕が、、というような記事が、彼自身の手によって書かれていました。

同姓同名? 別人!?

でも、、あまりない名前だし。本人だとしたらずいぶん遠方に引っ越してしまったのね・・。と思いつつ、まだ半信半疑。なんとかして本人かどうかを突き止めたい~と、検索しまくったところ(こんなこと普段は絶対しないですよ、本当に!)、ついに出てきました、写真が。

いやーん変わってない~

と、言いたいところですが、、、変わっていました。当たり前といえば当たり前ですが。

でもでも、じーっと見ると、やっぱり、本人。まなざしに面影が。彼に間違いなし。私の心の中では・・もっと髪がいいかんじに長くて、もっと少年で、もっとほっそりしていたけれど。

そのサイト内の、過去の記事をずーーっと遡って飛ばし飛ばし読んでみると、すでに結婚し(まあ当然か、、)その職に就いて長いようでした。

どこかに、ピアノのピの字でも出てないかしら、、と探しましたが見当たらず。部活も、たしか高校でも音楽系に入ったと聞いていたけれど・・ところが、一行だけ、見つけました。好きなもの、として紹介している欄に、ただ一つ載せているものが、、あるピアニストのCDでした。やっぱり。やっぱりやっぱりやっぱり~。

 

ピアノ男子の皆さん、お分かりでしょうか・・この気持ち。何十年も、心に残るんですよ、生の音楽の感動って。

あの、彼がノクターンを弾き始めたときの情景、たぶんかなり脳内美化されていますが、それくらいの衝撃だったのです。

 

思えば不思議ですね・・

素人の子どもの演奏なのに。

 

ピアノコンクールでは審査員が順位をつけますし、売れるCDや売れないCDがあり、満員のコンサートもあれば路上ライブもあります。

でも、心を打つ演奏って、そもそもどうやって生まれるんでしょうね?彼の演奏は中学生の時、間違いなく居合わせた同級生たちの心を打ち、私は30年以上たってもまだその音、その場の空気をはっきり覚えているのです・・

演奏者の立場でいえば、

コンクールのことを言いたいわけではないのですが、、もちろん、審査で良い点数をもらうのは嬉しいことでしょうけれど、演奏者としては、その瞬間、目の前にいる人に感動を与えられたら、それが一番なのでしょうね。感動した、という言葉は単純ですが、でも、言わなきゃ何も伝わりませんから・・

今回のことはそーっと誰にも言わず、心にしまっておこうと思いますから(書いてるけど。)、彼には一生、伝わりません。

今回のことがあって、

ちびっこのコンクールでは、個人的にいいなあ~っと思った子には、賞に関係なく、つい声をかけたくなるのですが、、。これからは我慢しないで、感動したよ、すごくよかったよ~と、伝えるようにしようかな~、と思いました。

 

男の子だけどピアノ習いたい (←今②にいます)