30 11月

言葉づかいについて

子供が先生(習い事の)に対して敬語を使わない、使えない、、という悩みについて。

(こういうお悩みを持つこと自体、まじめに頑張っているお子さんとママの姿が目に浮かびます)

ああ~私も、モヤモヤと気にしていた時があります。うちの子たちが小学校の3年、4年生くらいだったかな・・先生に対して「うん」「~なの?」と言ってしまう、あるいは「ただ頷くだけ」ということがよくあり、これには見ていてヒヤヒヤしていましたね。確かに。

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いちばん気にしていたのが、レッスンの最中のお返事。先生から「ここはもっと~して。ね?(わかる?の意味)」のように言われているのに対し、微妙に薄ーく頷くだけで済ませてしまうのです。何、どっち?分かったの?と、見ている私も不安になるような曖昧さ。

だからレッスンが終わったあと車に乗ってから早速、ああいうときはちゃんと「ハイ」って大きな声で言わなきゃ!なんて、小言を言っていましたね~。でも直らないんだなあ、これが。

別に小学生のうちは「うん」で良いのでは、と今は思うのですが。だって、子供ってそんなものですよね。きっと緊張してしまうんです。ただでさえ、弾けてない気がして恐れているから。終わりと始めの挨拶だけはしっかりして欲しいですけどね。それ以外はゴニョゴニョ言ってても、「あら~、シャイなのね」で私は(今なら)済みますけどね~。ひょっとしたら先生には通用しないこともある、かも、しれません。

人(先生)によりけりでしょう。これもやはりどういうのが「正解」って、、出すのが難しいと思うのです。

個人的な気持ちを言わせてもらえば、

表面的な言葉づかいがどうこうというよりも、たまに表に見えてしまう「本来の姿」「にじみ出る内面」でしょうね、子供を育てるときに、より気を配って大事に見守りたい部分といえば。なぜなら、たとえば「うん分かったー」と答える中学生にも、その声色、まなざしから先生に対する「尊敬の念」が感じられることはあると思うので。

また昔の回想エピソードをひとつ・・

ずいぶん前の話ですが、以前、学習系習い事のパートタイム講師をしていたことがあります。それがなんと、車の送迎付き。講師が生徒を各家庭まで迎えに行って、終了後は玄関まで送り届けるというサービス(?)がついていました。人様のお子さんを乗せて往復運転するのです。講師にとっては神経を使う、負担の大きな仕事です。

小学校4、5年生の女の子数名を順に迎えに行き、教室に向かっていたときのこと。

全員を乗せ終えてしばらく走った頃、一人の生徒が「ボールペンがない」と騒ぎ始めました。車内に見つからず、「玄関出るとき落としたのかも。先生、戻って!」と言うのです。「もう時間がないから、帰りに探したら」と言うと、「だめ!道路に落ちてるかもしれない!ねえ、はやく戻って!」と聞き入れない。

普段はハキハキときちんとした敬語を使って話す、よく出来るお子さんでした。しかし・・。がっくりなのです、こういうことには。

逆にこんなこともありました。

中学生の男の子で、いつも何を聞いても「知らん」「よう分からん」「出来ん」とだるそうな返事しか返ってこない子がいました。でもあるとき、カバンから前に私が薦めたドリルを取り出して「これ、買った。」と言い、「ちょっとやった。」と、自分で解いたページを見せてくれたのです。これは、嬉しかった。なんだ、ちゃんと話を聞いてくれてたのね、実はやる気が出てたのね、と単純に喜びました。この件があって、もしかして私、この子と信頼関係を築くことができたかも?と思ったものです。

個人的には、中学生の時点でこの男の子のように育ってくれているなら、それで良いではないか?と思うのです。さすがに会社に入る頃まで「知らーん」なんて口調のままのはずはないし。

ただ一般的に、まだ信頼関係の築けていない者同士が話をする際には、「相手に敬意を払う」という意味で丁寧な言葉を使うのが良いだろうとは思います。年上、年下関係なく。お子さんにも少しずつ、そのことを教えていくのが良いかと。どうでしょう?

 

先生への言葉づかいについて①(今①にいます)