17 12月

英語のことをもうちょっとだけ追記

前回、子供たちに英語を教えてみたけれどモノにならなかった、と書いたのですが、もうちょっとだけ追記。

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今では私は、英語はもう、やるにしても小学校高学年からで良いのでは、と思うのです。しかも、ちゃんと予習復習の習慣のあるお子さんなら、実は中学に入ってからで全く問題なしだと思う!(中学入学前に先走ってやるのをお勧めするのは、単に不安解消のためです。やっぱり心配ですもんね、ゼロから始めるのは。)

 

異論がたーくさん出てきそうですが、、私はそう思ってます。個人的見解なのでお許しを・・。

 

だってね、我が家でも頑張ってみたのですよ。

塾やスクールにこそ行かせませんでしたが、それらと同等に取り組んではいたのです。というのもその頃の私、英会話講師として働いていたので(以前ちょっと書いたことのある学習指導系パート)、ノウハウをそのまんま我が子につぎ込んでみたというわけです。

しかし、時間を費やした割には(ピアノの合間に苦労して捻出したのに)、思うほど効果が上がらない。

なぜか?

 

英語って、実は「総合言語能力」が必要でした。

 

要するに甘く見ていましたね。

「軽い日常英会話」だけを目指しているうちは、問題ないのです。小さい頃から親しんでいれば発音が綺麗になるのも事実。ゲームを通して「楽しい」という気持ちも植えつけられます。中2前半くらいまではなんとか「英語=得意分野」としての座をキープできる。

 

でも、結局、肝心なのはその後の高校受験、さらに先の大学受験の英語なのです。その頃には、なんだこれ日本語で書いてあっても難しいぞ~、という文章を読まなければいけません。まずは読解力。膨大な量の文法、語彙を頭にストックして、初めて操れるものなのです。それをクリアしないことには何にもならない。

会話力にしても、実際必要になるときにはもう子供じゃないのだから、「ハーイお元気、昨日何してた?」で済むはずはなく、結局は、筋道の通った「意見」を整然と言えなければならない。

外国語をマスターするには言葉・文章に関わる色んな知識や技術が総合的に必要だったんだ、と気づきました。

 

だから、結論。もしも小さいうちから英語をやるなら、最低でも大学受験を突破するレベルを見据えて徹底的にやれなければ(10数年計画)先々ほとんど効果なし

↑それは無理、というならいっそ、国語をやる。つまり本をたくさん読む

 

読書の習慣がないと、まず、受験で出される「長文」を読む体力がないのですよ。根気とも言うのでしょうが。日本語で書かれていても読めないのに、英語で書いてあったらもっと読めません。読む気になれない。

でもうち、本はたくさん読んだのですよ・・(おすすめの本ご参照ください)それなのに英語力に繋がらなかったのはなぜ?

答えは後でわかりました。それはですね、読書って、どうやら、効果が出て来るのがちょっと遅いのです。

高校生くらいになってから、じわりと効果が表に出てくる。(←あくまで我が家比ですけど。)

幼児~小学生の頃、あんなにたくさん本を読んだのにナゼ・・と悲しい気持ちになったこともありました。(余談:小学2年のとき、「晴天」の読みを「おてんき」と書いてgood jobと書かれたことがありますよ)

しかし決めつけるのはまだ早かった。

その後、ある時期に突然、「文章まとめ能力、長文速読・作者の意図瞬時読み取り能力」のようなものを発揮し始めたのです。

それまでお腹の中にため込んでいた言葉の数々がようやく脳みそに到達し、繋がったのか・・(遅い・・)

つまり、中学2、3年あたりまでは、その効果が出ておらず期末試験などには間に合わなかったー、残念! ※もちろん一番の理由は、勉強不足ですけどね。

でも、その後の目指せ留学、のときは(「英語」ではなかったものの)メキメキと力を発揮しました。意見をまとめたり、大意を要約したり、スイスイですよ。実は力はついていたのです。

だから、子供のころ読書量の多かった子は、仮に高校受験では今一つであったとしても、大学受験の頃には好成績を残せるのでは?と思うのです。

 

というわけで、私が勝手に思う「無理のない英語習得への道」の法則は、

1. 小さいうちは英語=好き、楽しい、と思わせるためだけに、ゆるく触れさせておく、もしくは何もやらないで大丈夫 (お金かけなくて良し)

2. 小学校卒業までにたっぷり、読書の習慣をつけておく。たまに「面白かった?どんな話だったの?」と尋ねて、さりげなく「要約、意見」をまとめる訓練をする。

3. 中学でも、予習復習が普通に出来るならとくに英語塾必要なし

4. 高校では、大学受験科目に英語があるなら、今こそ全ての力を発揮するとき。塾に行きたいなら行ってもいいけど、2.3.をこなして来た人なら市販の問題集数冊で本来、十分対応できる。ここでもお金かけなくて良い。ただし至急ぺらっぺらになる必要がある人は英会話スクールに行く。すでに外国に憧れを持った人が更なるモチベーションアップのために短期留学などに行くのも、個人的にはお勧め。お金使うとしたら、このあたりだけ。

以上。

 

とにかく語学は最初のうち全然「ダメ」でも、諦めないでほしいのです。本が好きだった子は特に。高校生以上の大人になってからやり直して一気に伸びることもよくあるのですから。

 

逆に、いくら小さい頃からやっていても、高校以降の英語で「根気・モチベーション・体力」が持たず、つまずく可能性は十分ありますね。それを防ぐにはたくさん本を読む。

 

ちなみに、↓こういう問題が中1の後半頃からよく出題されるのですが、問題の意図が分からない子が多いです。このへんから、ちょっとずつ苦手意識が出てくるようです・・

問題: 下線部を問う疑問文を作りなさい

「カレンは来週の月曜日にテニスの試合をする」

 

これ、へんな問題の出し方・・と、ずっと私は思っていました。疑問詞を使って、という意味です。(下線部が答えになるように疑問文を作りなさい、というバージョンもあります。)どうせなら「テニスの試合」というお題で会話文を自由に作りなさい、とかにすればいいのに。マンガにして、吹き出しを作ってそこに書かせるとかね。でも日本の英語の問題ってこういうものだから、仕方ない。